内閣官房行政改革推進本部事務局にて (26日)
2024年1月26日(金)
午前、院長阿南巌の娘姉妹は内閣官房行政改革推進本部事務局へ行き、「福祉の実態と調査報告」(紙面版)在中の封筒を同局職員に渡し、同日夕方、同調査報告書及び「2023年7月事件」(NPO法人新宿ホームレス支援機構〔以下「法人」という〕が夏の間、阿南姉妹を殺めようとその企てを実行した事件)を起こした同法人の法人資格を剥奪することを重ねて求める手紙在中の封書を内閣府宛に発送した。
午後1時、千代田区役所の福祉事務所窓口にて阿南姉妹は自らが置かれている状況と事情を担当者(林健太郎)に細かく話した。つまり、世紀の一件を抱え10年間戦っていること、生活保護受給世帯となっているこの2年間、新宿区福祉事務所が一度も住宅支援をしなかったこと、世紀の一件の被害(汚名により保証会社は入居の希望と申請をすぐに蹴る)により自力で部屋を見つけることができないこと、現在入居中の宿所提供施設の法人との契約が数日後(2月2日)に切れること、同法人が夏の間に姉妹を実際に殺めようとしたこと、それにより同法人との延長契約の締結を避けたいこと、これらの重大な事柄により千代田区への移管を希望すること、これを林さんに伝えた。林さんは話を理解し、また、矛盾点が無いことを確認し、「契約が2月2日に切れるということなので、ここからは施設援護係の職員も含めて(進めます)、特別区人事・厚生事務組合以外にも宿所提供施設は(うちの区に)あります。」と答え、急いで次に進むことができるよう、関係者と連絡を取り始めた。
《午後2時、契約を1ヶ月延長するために法人の者と新宿福祉事務所のケースワーカーとはノルド柏木(姉妹の一室の入る建物・通称「ほくしんハウス」)に居た。》
午後1時50分、姉妹との約1時間の話を受け、千代田区役所福祉事務所の職員は協議の上、新宿福祉事務所に電話を入れ、阿南姉妹が窓口に来ていること、移管の手続を希望していること、千代田区役所の対応を受けていること等を伝えた。
午後2時20分頃、新宿区福祉事務所の職員と電話で話した千代田区福祉事務所の職員(施設援護係)は林さんと共に阿南姉妹の待つカウンターに来、「すでに生活保護を受けているから千代田区が何か干渉するものではない。」と突然、肝心な点をすり替え、あたかも移管自体が不可能であるかのような攻めの喋りをもって阿南姉妹の適法な進みを潰しにかかった。
初対面でのその突進の喋りを受け、姉妹は同人がカルト組織に属しているかを問うた。そして、同人の反応と姿からその者が死を崇拝するカルトである寺カルトに属していることが発覚した。
カルト組織の会員は国家の法律ではなく、その組織の目的達成を何よりも優先するため、その手段の違法性は著しく、これまであまりにも多くの日本国民が犠牲となった。
施設援護係のその男(40代と思われ、眼鏡をかけ、はげている)の妨害行為を受け、また、同人よりも経験のある林さんが萎縮し主張を変え始めているのを見て姉は林さんに対し「だからカルト組織に屈してはなりません。」と強調した。だが、事態は戻らなかった。
1月27日(土)
千代田区内で区役所と連携する法人が運営する建物において空いている部屋(六畳二間ほど)があるとの確たる連絡を受けた。
1月29日(月)
午前、姉妹は再び千代田区役所の福祉事務所へ。金曜日に対応した林さんに対し、区役所と連携する、とある法人の一部屋が空いているとの情報が寄せられたことや新宿区福祉事務所が移管を了承し「新宿事務所として千代田の事務所にお願いをしないといけない」と主張していること等を伝えた。しかし、金曜日の時点で「契約が2月2日に切れるということなので、施設援護係と連絡を取ります。特別区人事・厚生事務組合以外に宿所提供施設はあります。」と答え、手続を開始していた林さんの態度はうって変わり、「だから何もできません。」と冷淡に繰り返すのみとなっていた。これを受け、姉妹は、金曜日の順調な進みとその法的基盤に言及し移管が可能であることを強調したが、千代田区福祉事務所は警察に通報した。そして警察は、福祉事務所職員の主張のみを聞き、姉妹が同事務所及び庁舎を出るようにと様々な嫌がらせを働いた。
警察が来た時からの展開は映像のとおり
1. 「金曜日に来た時には(移管の手続きの)対応をするという話だった。」(担当者職員名 林健太郎 - 警察に対し「『紹介しろ』と言われた」とひどい嘘をつき始めた)。
2. (2分経過の時点から映像に変わる)
「(千代田区役所)福祉事務所内にいるカルト会員、死を崇拝する寺カルトに属している者が …突進して「無理無理。全く無理」と突然、頭ごなしに言ってきた。- 全くの憲法違反である。」
◼︎右側の下を向く者が「在留カード」男、中央のマスク着用者は最初から中立的でなかった警察官、左奥は担当職員の林。
3. 「当越励学院の院長並びにその妻、我々姉妹の実の両親は今、国外から、その迫害の進みに全面的に立ち向かう「大盾」という世界規模の抵抗運動の先頭に立っている。」
1月30日(火)
千代田への移管が実現するまでの一定期間、臨時の住まいを探すため、姉妹は前日の29日(月)の午後に続けて、この日も新宿区内で物件を持つ大家さんを訪ね、部屋を探している旨を直接伝えた。その際、姉妹は自身の背景や越励学院の枠で世紀の一件を訴えていること等を細かく話し説明し、不動産会社を介さずに入居できるかを尋ねた。その大家さんは「力になりたい」と言い、自然な会話が続いた。これを受け、過去の所有権移転登記や契約書作成等の経験から九州在住の当時も家主と直接契約を結び戸建てを借りていたこと等をも話し、こちらが作成した契約書の内容を一度ご検討いただけないかと尋ねた。大家さん(女性)は同契約書を受け取り、中身を検討すること、木曜日に返事することを約束し、「では、2月1日に伺います」との姉の発言に対し、「はい、待ってます。」と答えた。
2月1日(木)
約束の時間に伺うと、大家さんは現れず、50代と思われる息子が「今回のは、無理です」と、実に軽々しく断ってきた。その後、大家さんの同様の回答をも得たため、姉妹は、静かにその場を後にした。
2月2日(金)
この日の24時に契約が切れることを大きな課題に、姉妹は数日にわたり部屋の全ての家具を解体し、荷物をまとめた。そしてこの日の午後1時頃には片付け等もほとんど終わり、車さえ手配されれば荷物を運び出せるほどになった(写真はその時の室内の様子)。
14時45分に新宿区福祉事務所のケースワーカーとその上司である後藤係長と事務所で会う約束であったため、姉妹はその約20分前に事務所に着いた。だが、姉妹が来ていることに気づいていたケースワーカー桑原は約束の時間を守らなかった。
〈以前にも、院長と三人で福祉事務所に行き、かつ、事前にケースワーカー桑原と時間の約束をしていたにもかかわらず、桑原(30代と思われる)は阿南親子三人を認識しながらも、約束の時間だけでなく、その先実に40分の間、親子を無視し、待たせた。そして、ようやく来た時には全くとぼけ、その態度で国民を馬鹿にした。〉
15時頃からケースワーカー桑原、後藤係長と姉妹の四人で相談室にて話をする(会話の音声はいずれ公開する予定)。
姉妹は、・夏の間に姉妹を殺害しようとした法人と契約を更新することができないこと・部屋探しのための最大の努力をしたこと、・行政内のカルト会員によって千代田区役所にて移管の手続が滞っていること、・新宿区福祉事務所が2年にわたり阿南家の場合にのみ、住宅支援を全くしなかったこと、・引越しのために荷物を全てまとめたこと、・残り約8時間で契約が切れること、・日付の変わるのに合わせて契約が切れた明朝に「不退去罪で逮捕される」との情報が寄せられたこと等を話した。そして姉は、部屋探しに関するこの尽力があること、及び、経験している行政の違法不正とにより、日付が変わり契約が切れた場合であってもこれは不退去罪に当たらない、と強調する一方で、例の法人の職員と福祉事務所の村野のようなカルト会員と警察組織内のカルト会員とが互いに「間違いない、不退去罪だ。いける。」と言い、2月3日の早朝にその卑怯な逮捕を企てていることを強調した。
話の後半、係長は「空いているところは、今は八王子のみです」と言った。また、同場所の管理費は現在の部屋の管理費よりも高く、姉妹に月々支給される12万3千円のうち、なんと、毎月3万7千円をその施設に払わなければならないというひどい話であり、かつ、八王子駅からバスで約20分という辺鄙な場所に位置する部屋であることが分かった。
姉妹はその高額の管理費に言葉を失った。だが、姉妹を殺めようとした法人の部屋を出る方法が全くないため、不退去罪での逮捕が迫るなか、姉妹は歯を食いしばってその理不尽な条件を受けることとし、「行きます。八王子に行きます。… 転居します。早急に手続をお願いします。」と答えた。
これを受け、係長の後藤さんはケースワーカーに再度確認をさせ、確かに部屋が空いていることを確認した。そして、引越しの話となり、具体的に何日から入れるかを八王子の施設に確認すべく、ケースワーカーも後藤さんも離席した。そこから30分が経過し、16時40分頃に二人は戻ってきた。そして、実に軽率に「今、八王子にもう一回電話入れたら、ちょうど今、埋まっちゃったみたいです。だから、早くても、5月か6月に台東区の別の部屋が空くみたいな話があるから、それ待ちになるかな。」と言った。
わが国日本の法律では、国民一人ひとりに健康で文化的な最低限度の生活を保障する(憲法第25条)や国(自治体)が生活困窮者に必要な保護を与え、最低限度の生活を保障し、その自立を助長する(生活保護法)と明記されているのに、現実では、福祉事務所までもが抹殺機の一部である。
係長は最後に「ほくしんハウス(新宿ホームレス支援機構)には契約を延長するよう、話ができるので、延ばして欲しければ … 。多分、逮捕はされない … 。」と加えた。
この事態、そしてケースワーカーと係長の冷淡さに言葉を失った姉妹は、黙して立ち上がり、退出の言葉をもって、事務所を、離れた。16時50分であった。
18時頃、部屋に戻った。そして、テレビのニュースを聞いていると、番組の背景音が流れるなか、キャスターの淡々とした喋りで「バス停でバスを降りた女性が転倒し、そのバスの後輪に引かれて死亡した。」というおぞましい知らせが、空の部屋に入ってきた。
コロナで何万人もの国民が亡くなったというのに、人々は今なお、冷酷。
実に、人食いバクテリアに侵され、苦しみもがきながら死に行く人が増えていることは、驚きでは、ない。